「森林(やま)の会」は24年目の活動がはじまります。
杉浦銀治・大森禎子先生・出席者の発言が続く。
岸本先生の人生訓に人を選ぶなら「宮チャンみたいな変わ
り者と付き合いなさい。変わり者といわれる人は本物です」。
先生からアフリカのロウケツ染めをお祝いにいただいた。
*大森禎子先生はNHKテレビがきっかけで、宮下さんと
付き合いがはじまりました。
宮下さんは「本物を見てください」。それが奥日光の冬山で
した。1995年1月15日の冬の奥日光太郎山に上りました。初めてのフィールドワークでした。
海外にもドイツ、南アメリカ・フエゴ島、ニュージランド、アメリカ
・アデロンダックにも出かけました。
化石燃料を燃やした結果、強酸性土壌が鉄・アルミを溶か
し、リン酸と結びついて、リン酸を使えなくしてしまいまし
た。リンをなくしたら人も木も生きられません。
*須藤金次郎さんはどおいう炭を焼いたら喜んでもらえるか
研究してきました。それは低温で焼いて高温で仕上げる方
式でした。
*安田さんは炭が社会に役立つならやっていきたい。
*河合・岡田さんは、宮下さんの本を読みました。有機農業から自然農法に切り替えたい。竹林
の処理、炭焼きを知りたくて来ました。
*長谷川さんは初めての参加。無農薬、燻炭器で炭をモミガラを焼きました。
*菊池さんは、300坪の畑は化学肥料専門だった。炭に切り替えたい。
*青山さんは、20年前の「森林(やま)の会」を知って入りました。宮下さんは本当のこといを言う
人だ。高校の教師をしているが、宮下さんに会うと力が湧いてきます。
立ち枯れの国会報告が前橋営林局だけとは、教育のいじめ報告によく似ています。まじめに答
えなさいと言ったら数万件でてきました。
*今井さんは、かみさんが体が弱かったので、無肥料でやってきて炭を入れたらさらに良くなっ
てきた。昨年から炭を入れてホウレンソウをつくったらよくできた。大根もおいしくどこの大根より
もおいしい。宮下先生の本をじっくり読ましてもらった。川に魚が住めなくなってきた、畑も同じだ
と思う。
*川嵜さんは、熊が殺されて中学生が動いた。原因は山が荒れているからだ。
観音山のマツが54,000本から9,000本になり、市は全滅だねと言っている。
敷島公園で炭を撒いて立ち枯れを止めている。あれだけの効果を行政はなぜみのがしてしまう
のか。行政はだめです。ボランテアでやるしかない。日本海側のナラ枯れがこの群馬県にも来
ています。モンゴリナラを救いましょう。
*小鮒さんは、ブナの放流がきっかけです。山のガイドをしています。炭焼きも始めたい。
*赤松さんは、宮下さんの酸性雨の講演を聞いて入会しました。
11.29のフォーラムに参加して感じたことは、このままいくと地球がだめになってしまう。
山に入っても教えてもらわないと見えないものがあります。山で木が枯れていても何も感じない。
小川真さんは「20世紀に大量の木を枯らしてきた。老人は罪滅ぼしのために、若者は将来のた
めに木を植える」。
「世界は私たち一人一人でできている。だから私が変われば世界が少しずつ変わっていく。も
う間に合わないかもしれないが、手をこまねいてはいられない」。
*太田さんは、新潟県天水越の根本曲がりのブナを写して飾っています。孫が来てどうしてこん
なに曲がってしまったの。「森林(やま)の会」は自分だけでなく、家族にも広がっている。
*須藤さんは、やっと炭が焼ける状態に。炭にアルミホイルを巻いておいたら、アルミホイルが
ボロボロになていた。
*林さんは、24年前に入会した。家が見たかった。
*関・今井さんは、家に興味があって参加。
*黒沢さんは、年をとったせいか自然環境を考えるようになってきた。内容の深い会なんだなと
思いました。
*青木さんは、兄が入会していて脳出血で倒れ、とてもいい会だから入ったらといわれ、幹事
になりました。テレビはやたらサプリメントの宣伝ばかり、今のホウレンソウをバケツいっぱい
食べても昔の栄養が取れない。地球が栄養失調になっているからです。
キクイモを血糖値の高い人に勧めています。よく洗って皮ごとスライスしてラッキョウ酢に漬け
てたべています。大変よいことを教わりました。
*木村さんは、15年前に入会しました。最近朝起きると空気が悪くなっていると感じます。
炭をいろんなところで使っていきたい。
*中島さんはセキスイハウスの家が冷えて困っていました。あったかい家をつくりたい。
昨年建て替えました。炭を入れ、空気が変わりました。セキが出なくなりました。
*みどりさんは、ドングリ拾いが好きです。落ちているものは何でも拾います。
渋川にオークがあるという。見に行きたい。