2011年6月アーカイブ
佐渡市はトキの営巣地で松くい虫防除のため空中散布を見合わせてきたが、住民の受け入れ
ができたので、トキが巣を離れるのを待って農薬散布を行うという(新潟日報20110609)。
一方佐渡ではトキを守るため、減農薬の稲作栽培が認められ、世界農業遺産に登録という話も
ある中で全くちぐはぐな行為と言えないだろうか。
松枯れ対策の農薬散布は林野庁が30年以上も行い、行政評価で「C」評価を受けて効果なしと
判定された。1兆円もの巨費が消えた経緯がある。
この愚策を泉田新潟県知事に申し上げた。