2011年8月アーカイブ
森びとは「ナラ枯れの特効薬は何か」をテーマにしたフォーラムを京都立命館大学で開きました。
ナラ枯れの主因は虫(カシナガ)によるもだとしてペットボトルや楊枝による対策が取られてきた
中で、炭を用いた対策を成功例として発表しました。小川真先生による菌根菌の発達も確認され
確かなものとなりました。
大森禎子先生からは主因は虫だけでなく、大気汚染も入るのではと発言されました。
佐渡や会津のナラ山で虫の関与がなく多くのナラが枯れている実態も報告しました。
気になったのは「年数を追うごとに枯れが少なくなってくる」この発言です。
次々に枯れていけば当然枯れる樹は少なくなっていきます。
現実は枯れて伐採されているのです。
2枚の写真を載せます。5年前に枯れて全滅状態です。(佐渡のナラ)