群馬県地域づくり交流会で尾瀬高校の見学に恵まれた。
高校では生徒が地域に溶け込み伝統文化を掘り起こす。
入学と同時に研究テーマを見つけて、フィールドノートが配られ、
ノートは冊数を増していく。卒業する時は30冊にもなる生徒もいる。
ノートには先生の話、細やかな観察の様子が記録されていく。
学習態度がこのノートに現れる。
土曜日、随所に生徒の姿が見えた。
ネズミのトラップ器具の点検、鳥の調査、森林の温暖化ガスの調査など。
数々のテーマが設定され生き生きと活動が行われている。
研究の中から進路が決まり希望する大学に進んで、再び母校に教諭と
として戻ってきている。
ここはつめこみではなく、クリエイティブな力を感じた。